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−私の英語人生を変えた本たちー

1.「なんで英語やるの?」「続 なんで英語やるの?」
・・・英語の発音とは?英語を使うためのルールとは?を教えてくれた本

2.「主婦たちの英語奮戦記」

・・・私にもまだできるかもしれないと思わせてくれた本

3.「NHKラジオやさしいビジネス英語 / ビジネス英話」

・・・本ではなく教材ですが、英語力を飛躍的に伸ばしてくれた講座

   
 
   
「なんで英語やるの?」 
「続 なんで英語やるの?」
中津燎
文春文庫
      
   昭和49年度大宅ノンフィクション賞受賞






この本を読んだのは、まだアメリカ留学目指して働いているときでした。
英語を目指す目的といえば、ぺらぺらになるといった表面的なことしか頭になかったときなので、英語に対する考え方を変えてくれた本になりました。

当時は現在ほどの英語ブームではなかったので、特に興味がある人以外には知られていなかったような気がします。とにかく、DVDはおろかビデオさえまだあまり出回っていない時代だったので、著者の発音指導がどういうものだったのか、実際に目にすることができずとてももどかし思いをしながら読みました。でも、冒頭の高校生のスピーチが一言も理解できなかったというエピソードは思い当たるだけにショッキングで、日本人は息が弱いことや、舌に力を入れることに慣れていないということを初めて教えてもらいました。いま話題の「UDA式30でマスターする英会話」方式のような訓練に30年近く前に言及した本です。

発音だけでなく、この本のすごいところは、英語を話すということや子供の問題などにまで深い考察がされている点です。当時も今もすべてを理解しているか、不安なところもありますが、いまでも時折読み返して読む本です。







「主婦たちの英語奮戦記」
青山静子著

中教出版



主婦でなくてもこの本はお勧めします。やる気を与えてくれるからです。

この本はかなり話題になりました。それを知っていながら本屋で積み上げられているコーナーを横目で見て、通り過ぎるといったことが何回か続きました。英検1級に合格したものの、自分の英語の実力と英検1級に抱いていたイメージのあまりのギャップに失望している時期だったのですが、それでも、「私の英語は”主婦”レベルではない」といった変なプライドがあり、読むのがためらわれました。思い切って買って読み始めたら止まらなくなり、夕飯の支度をしながら左手でフライパン、右手でこの本を持って読んだことをおぼえています。

おかげで、「私にももう少しできるかもしれない」と、思い出して通訳ガイド試験の勉強を始めたり、市の友好協会の通訳部に思い切って入会させてもらったりしました。そこで知り合った方から、公民館での英会話教室の仕事を紹介され、これまた思い切って教え始めました。

私がこの本を皆に薦めていたのを知って、市の講演に青山先生をお招きすることになり、お会いできたのもうれしい思い出です。本にサインをお願いしたら、「Miyukiさん、がんばりましょうね。」と書いてくださり、「がんばってください。」ではなく「がんばりましょうね。」だったことに感激しました。本の内容や、本に載っている写真を見て、背の高い、押しの強い方かと想像していたら(先生、ごめんなさい!)、実際の先生は小柄でスタイルもよく、女性らしい柔らかな感じの方でちょっとびっくりしました。

この本を友人に勧めると、俄然やる気になる人と、「私にはここまでできない。」という人と大きく二つに分かれるので、自分の英語のやる気を見極めることもできると思います。読んでみませんか?ただし、載っているお勧め教材などはもうデータが古くなっています。














NHKラジオ
「やさしいビジネス英語」

  講師 杉田 敏



この講座のよさはすでに知れ渡っています。

私はこの講座が初めて開講した年の1月に結婚し英語をサボっていた時期だったため、
どんな講座があるのかさえチェックしていませんでした。
ある日夕飯の準備をしながら、ラジオを聴こうとしたら、聞いたこともない番組が放送されていました。聴いてみると「これこそ私が待っていた番組よーー!!」と叫びだしたくなるような内容でした。今でも、そのときの衝撃は情景とともによく覚えています。あまりにそれまでの語学講座と違っていたため、きっと5回とか10回とかの短期シリーズだと思ってテキストを買いに行きました。すると、なんと通常のシリーズではないですか。びっくりしました。いまでも、講座を企画してくれたひと(誰?)に手を合わせたいような気持ちです。
出産のときもラジオとテキストを持って入院しました。

この講座は英語だけでなくいろいろな知識を与えてくれることが魅力☆です。“セクハラ” “ストーカー” “CEO” “エコツーリズム”などなど、まだ日本で知られていないころにすでに講座で取り上げられていました。“ペーパーチェイスデイ”とかその後あまり日本で定着しなかった言葉もありますが、そういった考え方はとても参考になり、当時勤務していた会社の同僚と「うちもペーパーチェイスデイやろうか。」なんて話したりして、ビジネスマインドをもつ助けにもなってくれました。
通訳ガイド試験を受けたときも、ビジ英で取り上げられた、“ハッピーアワー”の内容を問う問題が出たり、自転車の話題が出たりして、聴いててよかったー!と思いました。

また、ラジオの場合、英語に関する知識とか、指導力とかに加えて、“声のよさ”というのもよい講師になる、大きな条件だと思います。杉田先生の声は落ち着いていて明瞭で本当に聴きやすいです。今はどうか知りませんが、別売りのCDには杉田先生とアシスタントの方の説明が入っていません。どうして!?私はあの説明の部分で数え切れないことを学ばせてもらいました。杉田先生のすばらしい声で説明されると頭に残りやすいのかなと思うくらいです。(この声のよさという点では大杉正明先生や岩村圭南先生の声もすばらしく、NHK英語講座の歴史に残る講師になるだろうと思います。)

杉田先生は本当にお忙しいと思いますが、いつまでも続けてほしい番組です。












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